Publication — 刊行書籍

インサイドアウト「内なる子ども」を癒す
〜Drop+Kiss…+より〜

著者:雛瀬なな 編:敷島真也 監:内田裕之(Ph.D.)

子ども時代の傷を抱えたまま、人はどう生きるのか。
愛する人を失ったあと、人はどう生きるのか。

「しゃべったら悪い子になるから」——感情を押し殺して過ごしてきた、ひとりの少女。16歳での、ある臨床心理士との出会いが、20年の旅の始まりだった。

当事者による日記1000万字と、カルテ700頁。この20年にわたる一次資料に基づいて構成されています。

→ 原資料「Drop+Kiss…+」について

信頼できる一次資料が、文芸の力をかりて、こころと胸に響く実話の物語へ。読者一人ひとりが、こころの声に耳を傾ける——その旅が、いま、はじまります。

臨床心理士・内田裕之 Ph.D.(岐南カウンセリングルーム室長)の監修のもと、文芸作品として編みました。

A documentary literary work tracing one woman's twenty-year journey through trauma, grief, and the healing of the inner self. Based on over ten million characters of personal diary and poetry, with clinical psychological supervision.

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上巻

インサイドアウト「内なる子ども」を癒す 上巻

定価:¥1,980(税込)/ 392頁
ISBN-13:978-4-9913844-0-0
ISBN-10:4991384400
発売日:2026年3月
12.7 × 18.8 cm

Amazon ★5.0(3件)

下巻

インサイドアウト「内なる子ども」を癒す 下巻

定価:¥1,980(税込)/ 416頁
ISBN-13:978-4-9913844-1-7
ISBN-10:4991384419
発売日:2026年4月5日
12.7 × 18.8 cm / 360g

Amazon ★5.0(2件) 臨床心理学 369位

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Expert Voices

専門家からの推薦・監修

内田裕之
監修

内田裕之(Hiroyuki Uchida, Ph.D.)

臨床心理士 / 岐南カウンセリングルーム室長
元・大阪大学大学院准教授

「ドナルド・ウィニコットに学んだ臨床心理士の15年にわたる心理療法の記録。クライエントと誠実に向き合うとき、カウンセラーが人の人生にどれだけ深く関われるのか——。心理療法の可能性を改めて問いかける一冊」

書評全文を読む →
竹内修一
推薦

竹内修一(Osamu Takeuchi, S.T.D.)

上智大学神学部教授
グリーフケア研究所所長

「いのちの尊厳から始まる物語。すべてのいのちは受け継がれ、いのちそのものにおいて、一つとなる。」

書評全文を読む →
推薦

有田モト子

横浜いのちの電話スーパーバイザー
臨床心理士

「きくことは、プレゼント。ひとは一人では生きていかれない存在です。」

推薦

香山リカ

精神科医

「元に戻れないと絶望しないで。あなたはもっと強く、優しい人になれる。」

推薦・書評・掲載実績の一覧 →


For Whom

この本を届けたい方へ

当事者向けに加えて、臨床心理や児童心理の研究者・専門家向けにも編纂されています。

🌱

ACE(こども期の逆境体験)当事者・ご家族

幼少期の傷、複雑性PTSD、グリーフに向き合う当事者や、そのパートナー・家族の方々。インナーチャイルドとの長い歩みを内側から描いた本書は、自分の経験を言語化するための鏡になります。

🔬

臨床心理・児童心理の研究者・専門家

理論のみならず、クライエントの内面視点からその体験・経験を理解したい方。20年の日記1000万字とカルテ700頁という一次資料に基づく記述は、支援の現場で新たな視座を提供します。


Reader Voices

読者の声

Amazon カスタマーレビューより(すべて★5 / 2026年)

★★★★★

上巻 — 2026年5月3日

この本を通して感じるのはどこまでも透明なもの。トラウマを克服するために自身の感情に向き合う時の葛藤・心の底から根源的に求めている願望…思うようにならないもの、本当に心が求めているものが足りなくても、それでも自分の足で進もうとすることはピュアで透明な希望のように思えます。インナーチャイルドを抱える全ての人にとってこの本はバイブルでありお守りのように感じます。

ピュアで透明な、強さと希望の物語

★★★★★

上巻 — 2026年5月21日

ななさんの紡ぎ出す文章は、とても無垢で、気取った感じがなく、彼女自身が大切にしていた彼女のインナーチャイルド「ななたん」の言葉で溢れています。読み進めていけばいくほど、2人の絆の強さや、相手を思う純粋な気持ち、切実さが伝わってきて、何度も胸がしめつけられます。読み終えたいま、この本は、まるで心の「お守り」のような存在になりました。

自分のインナーチャイルドと再会できる本

★★★★★

上巻 — 2026年5月5日

ひとつの美しいものがたりを読んでいる感覚でした。独特の美文と哲学的な解説が交差し、最後まで読み通すことによりすべてがつながっていたのだということが理解できます。自分の苦しみを言語化しよう、という勇気をいただきました。

二階堂 — ひとつの壮大な詩的作品ともいえる

★★★★★

下巻 — 2026年6月4日

ななさんの、日記を通して内面を見つめる姿勢に大変好感を持ちました。精神疾患で苦しんでも魅力的な内面を備えていることのリアルや、キリスト教の信仰を持つに至った内面の動きが素直な言葉で綴られて、とても感じるものがありました。また、著者のマサさんが、ななさんにずっと寄り添う真摯さも素敵だと思いました。

ぜひご一読ください すべての方におすすめしたい本です

上巻のレビューをすべて見る(Amazon)→ 下巻のレビューをすべて見る(Amazon)→


Authors

著者・編者・監修者について

著者

雛瀬なな

Nana Hinase

1988年、三重県生まれ。心理カウンセリングを通じて幼少期の傷に向き合い、その歩みを綴った「Drop+Kiss…+」の作者。16歳から20年にわたり自身のために記し続けた日記であり、その全体が一つの詩のような佇まいを帯びている。

プロフィール詳細 →
著者・編者

敷島真也

Masaya Shikishima

1987年、東京都世田谷区生まれ。Drop+Kiss…+編集者。慶應義塾大学大学院にて前期博士課程修了(物理化学)。学生時代の米国留学をきっかけに、歴史・哲学・心理学・宗教に関心を持ち、基礎科学と並行して人文科学を幅広く学ぶ。

内田裕之
監修

内田裕之(Ph.D.)

Hiroyuki Uchida

1967年、京都府生まれ。臨床心理士 / 岐南カウンセリングルーム室長。精神科病院、スクールカウンセラー、学生相談室を経て、大阪大学大学院准教授・東海学院大学教授を歴任後、岐阜市にて岐南カウンセリングルームを開設。専門は臨床心理学、心理アセスメント、深層心理学アプローチ。

監修者コメント全文 →

Comparable Works

類書・参考文献

本書と同様に、個人の体験に根ざした深い内面の記録として編集時に参照した書籍群。

夜と霧

V.E. フランクル

アンネの日記

アンネ・フランク

狭き門

アンドレ・ジイド

グレース・アンド・グリット

ケン・ウィルバー