書籍
インサイドアウト「内なる子ども」を癒す
雛瀬ななが残した日記と詩から生まれた文芸ノンフィクション。著者、原資料、制作、届ける活動をたどる。
PEOPLE / MASAYA SHIKISHIMA
代表・敷島真也。技術の仕事から出版へ。人の思いや経験を、まとまりのある作品として届けることを考えています。
01 / BACKGROUND

1987年、東京都世田谷区生まれ。慶應義塾大学大学院にて前期博士課程修了(物理化学)。IT系大手テック企業でのエンジニアを経て、株式会社andnp代表。
技術が人の可能性を広げることと、人が生きて積み重ねたものを届けること。その両方を、andnpの仕事につなげていきます。
会社について →02 / PERSPECTIVE
代表の考え / 既存の文章より
本には、大きく2つの側面があると私は考えています。ひとつは、情報を伝えるツールとしての側面。もうひとつは、物語を伝えるツールとしての側面です。
世の中はどんどん情報が断片化し、流れていくようになりました。SNSや生成AIによって、必要な情報をピンポイントに得ることができます。そうした時代において、「情報を伝えるための本」の価値は、相対的に下がっているのかもしれません。しかしその一方で、「物語を伝える本」としての価値は、むしろ増している。わたしはそのように感じています。
わたしは昔から本が好きでした。本を手に取ったとき、そこにある世界観や、編まれた思考のまとまりに触れること。断片ではなく、一つの体系立てられ、まとまったものとして、物語や思想を受け取るという体験。それにとてもわくわくしてきました。
書籍の販売部数が下がっていても、文フリやZINEの企画には熱があり、実際に多くの人が集まっている。本を通じて人がつながり、その中心には飾っていたくなるような本がある。物語を求める声は、むしろ広がっているのではないか。そう信じて、わたしは出版社を立ち上げました。
03 / ORIGIN
andnpの起点にあるのは、長く書き続けられた「Drop+Kiss…+」を残し、届けたいという思いです。書籍『インサイドアウト』として編み、原資料の性質を調べ、専門家や書店との接点へ届ける仕事につながっています。
書籍
雛瀬ななが残した日記と詩から生まれた文芸ノンフィクション。著者、原資料、制作、届ける活動をたどる。
背景・資料
雛瀬ななが約20年にわたり残した日記と詩。作品として読み、その時間の背景を知る。
発信・交流 · 2026.07.29
トラウマ臨床の専門家が集う学会へ。展示販売を通じて、当事者の記録を現場に届ける。
04 / DIRECTION
この出発点を大切にしながら、研究、思想、文学、芸術など、人が世界に向き合って生み出した仕事を届ける。四つのイニシアティブは、そのための方向性です。