紹介
■■インナーチャイルドを抱えるあなたへ。人生の意味を探求するすべての人へ。■■
真実の自己を見出し、あなたが生まれ変わるための、実話の物語。
▼香山リカ氏推薦!!(精神科医、元・立教大学 現代心理学部 教授)
「 元に戻れないと絶望しないで。
あなたはもっと強く、優しい人になれる。」
▼概要
雛瀬ななが思春期から書き綴った「Drop+Kiss…+」。それは、一人の女性が病と喪失を通じて歩んだ真実の記録です。20年のひたむきな歩みの先に彼女が見出したものとは?
・本書は、雛瀬が書き残した「Drop+Kiss…+」の日記や詩を元にしたノンフィクション・スピリチュアル文学です。
・誰の心のなかにもいる「内なる子ども」を見出し、あなた自身が生まれ変わるための真実の物語です。
・第一部と第二部を収録した待望の上巻。
▼対象読者
・インナーチャイルドを抱える当事者やその家族・パートナー
・臨床心理や児童心理の研究者・専門家
・精神的成長や霊的な探求に関心のある方
▼この本の特長
・20年にわたり綴られた日記1000万字とカルテ700頁という一次資料に基づき構成
・インナーチャイルドとの歩みを描く貴重なノンフィクション
▼類書
・「夜と霧」(V.E.フランクル)
・「アンネの日記」(アンネ・フランク)
・「狭き門」(アンドレ・ジイド)
・「グレース・アンド・グリット」(ケン・ウィルバー)
▼読者の声
■(20代女性)ななさんの歩みに胸が熱くなりました。ずっと語りかけてもらっているような気がしました。読み終わった後、この本を胸に抱きながら、愛おしてたまりませんでした
■(40代女性)インナーチャイルドを持つ人たちは今もなお増え続けていると思います。そういう人たちのバイブルのような役割をこの本が担うと思います
■(30代女性)これほどまでに多様な読み方ができる本を知りません。日記だからこそ、読む人によって見る観点が変わるのだと思います。母親として、娘として、先生として、色んな人に読んでもらいたいです
■(50代男性・臨床心理士)「クライアント側からどう見えているか」これほどまでに克明に記録されることは稀です。20年にわたって専門家である臨床心理士とクラアントが残した一次情報は極めて貴重です
目次
▼目次
はじめに 内なる子ども 11
■第一部 感情は魂の言葉
第一章 切り離された感情と魂の片割れ 25
第二章 愛弥ちゃんとの出会いと旅の始まり 51
第三章 ファウスト、あるいは神の似姿への自惚れ 83
第四章 ミカエル、あるいは誰が神のようになれようか 133
第五章 タナトスと自分だけの神様 147
第六章 すべてはどうなっているのだろう 173
■第二部 向き合うことは愛すること
第七章 アンドレ・ジイドが示唆するもの 221
第八章 パンドラの箱とフラッシュバック 243
第九章 ガラスに閉じ込められたおさないおんなのこ 281
第十章 死者の月と祈り 331
第十一章 置いてけぼりのこころ 341
第十二章 両親への手紙 369
注釈
前書きなど
本書はある女性が20年にわたり残した日記をもとに、内なる子どもを追い求めた歩みを辿る真実の物語である。わたしは10代の終わりに彼女と出会い、彼女が亡くなるまでのおよそ20年を共に過ごした。雛瀬ななという名のその女性は、病と喪失によって自らの一部を失い、愛や自分を超えたものを人生をかけて探求した。本書はその軌跡を彼女の死後に本人に代わりまとめたものである。(本書より)